チャリティーへの一歩を“バッグ選び”からはじめよう
竹下玲奈さんと考える、ファッションが生む光とは?

朝日新聞デジタルマガジン『&W』記事転載

ファッションを楽しむことで動物たちの命をつなぐ

「やっぱりハンティング・ワールドのバッグは軽くて持ちやすいですね! いつもこの軽さに驚かされるんです」。そう屈託のない笑顔で語り始めたのは、“おしゃれ番長”と支持を集め、同ブランドの愛用者であるモデルの竹下玲奈さん。この春には持ち前のセンスを生かして、チャリティーバッグの製作にも関わった。

「人間の都合で動物たちの命が消えていることを知り驚愕(きょうがく)しました」。と話す竹下さんは、環境破壊により棲(す)む場所を奪われた東南アジア・ボルネオ島の野生動物の命を、チャリティープロジェクトを通して守ろうとしているハンティング・ワールドの活動に賛同するひとり。

今秋の新作チャリティーバッグは、両面を彩る仔(こ)象のグラフィックが今までにないフレッシュなイメージを創出。ブランドのシンボルである象が水を放ち、その水で大地に緑が広がるというビジュアルは、同プロジェクトが目指す未来を鮮やかに表現している。「この色使いも秋冬の装いに馴染(なじ)みそうで、カーキの方ならあえてきれい目ワンピースと合わせてカジュアルなバッグとのギャップを楽しみたい。家族で兼用できるデザインも今のライフスタイルにすごく合っていて、娘もだいぶ自分で荷物を持ってくれるようになったので、今なら小さいサイズも活躍してくれそうです」。

バッグはスタイリングを楽しめるバンダナが、どちらのサイズにもセットで付属。「やっぱりファッションは楽しむことが一番。今は“サステイナブル”という言葉が世に浸透はしたけれど、興味がある方とそうでない方で、どうしても差があると思うんです。だからこそ、誰でも気軽に取り入れられるファッションに期待を込めています。デザインが気に入ってバッグを購入したことが、巡り巡って動物の命をつなぐピースになるって、想像以上に気持ちがいいですよ。買い物してよかったと自分を誇らしく思ってもらいたいですね!」。

エコ素材を取り入れた新鮮なニューバッグ

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左:2WAYトートM ¥35,200右:2WAYトートS ¥33,000 ※各2色展開、バンダナ付き

ユニセックスで愛用できる2タイプのサイズは、いずれもカーキとベージュの2色展開。表地にはオーガニックコットンを、裏地には廃棄された衣料品や裁断くずから作られるリサイクルポリエステル「RENU」を採用することで、地球環境に優しいモノづくりを実現。肩掛けもできる2WAY仕様や、荷物がたくさん入るマチの広いシルエット、ショルダーストラップを引っ張ることで天面が閉じるなど、機能面でも随所にこだわりが光る。

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刺繍とプリントを組み合わせることで、カラフルなビジュアルにさりげない立体感をプラス

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折り畳んでコンパクトに持ち運べるのも魅力的。幅広のマチで少量の荷物でもしっかり自立

バンダナを飾ってバッグに個性を!

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バッグを自分らしく飾れるセットのバンダナ

セットのバンダナにはバッグと同じビジュアルをプリント。「スリランカに野生の象を見に行ったぐらい、実は象が大好きなんです。神秘的な存在で、目がとっても優しいんですよね」。竹下さんもお気に入りのバンダナを自由に飾って、自分らしさをプラスして。

アイコニックな象をフードでチラ見せ

新作バッグと合わせてチェックしたいのが、トルコ産のオーガニックコットンを用いたスウェットパーカー。表面はさらっとドライに、着心地はしっかり肉厚に仕上げているので、肌寒くなる季節の羽織りアイテムに最適。フードにさりげなく描かれたグラフィカルな象を、装いのアクセントに加えよう。

竹下 玲奈

1997年にモデルとしてキャリアをスタート。その後多数の女性ファッション誌でメインモデルを務め、今では自宅のワードローブやインテリアにも注目が集まる、同年代の女性のファッションアイコン的存在。プライベートでは今年小学4年生の娘を持つママとしての一面も。

STAFF CREDIT

Photograph: Sunao Ohmori (TABLE ROCK.INC)
Styling: Kasumi Kato
Hair & Make-up: Tomoe Nakayama
Edit & Text: Aya Isobe
Direction: Shingo Fujioka, Tomoko Higai (AERA STYLE MAGAZINE)

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