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創設者ロバート・M・リーについて

ニューヨーク州ロングアイランドで生まれたロバート・M・リー(通称ボブ・リー)。芸術的な感性を持つ歯科医の父と、自然に対して豊かな愛情を持つ完璧主義の母親の元で育ちました。田園風景が広がるロングアイランドにて乗馬や射撃、フィッシングなどのアウトドアスポーツに没頭する少年は、幼い時代に早くも才能の片鱗をのぞかせていました。9歳のときにフライ針の巻き方をマスターし、10歳では独自のライフル照準システムを考案。さらに14歳になると最新設計の超高速ライフルカートリッジを開発したと言います。物作りの才能を活かし工科大学に入学し、卒業後は建築設計技師としてニューヨーク州の住宅区域や人工湖の建設、道路システムの構築など数々のプロジェクトを手掛け、成功を収めました。

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転機が訪れたのは19歳のとき(1955年)。幼いころから憧れを抱いていたアフリカへと旅行に出るチャンスが訪れたのです。ウガンダやタンザニアを巡る旅のなかで、ボブ・リーはすっかりアフリカの雄大な自然に魅了されました。そして、アフリカで生活することを決意し、1959年にはサファリツアーをアテンドする探検会社「リー・エクスベディションズ」を自ら現地に創立。しかし事業を順調に展開するなか、ボブ・リーはある不満を抱えるようになりました。それはツアーアテンド等に用いる既存のキャンプ用具やラゲッジ類が、あまりにも貧弱であったから。

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そこで物作りの才に長けたボブ・リーは、自らそれらアイテムをデザイン・生産することになるのです。タフで機能的なオリジナルグッズは、ツアーの顧客たちを満足させるだけでなく、やがてはアフリカで活動する探検家たちがこぞって使用し、広く評判を得るまでになったのです。そう、それこそがハンティング・ワールドのオリジン。すべてはボブ・リーのリアルな経験と才能から、必然的に生み出されたものなのです。

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